そもそも生前整理って何?
遺品整理は亡くなった故人の住居の遺留品や残置物を片付けすることですが、生前整理は生きることが前提の家財や想い出、相続の整理のことを言い、本人や家族それぞれの視点からの生前整理があります。
「実家の片づけ」という言葉も社会問題になってますよね?聞いたことが無いと言う方は意識して新聞や雑誌テレビを見て下さい。意識をすると結構な頻度で目につくはずですよ。親の家の片付けを省略して【親・家・片(おやかた)】という新語にまでなっています。
生前整理、福祉整理、親の片付けのトラブルの背景
ご両親や配偶者の両親の家、身近な高齢者に単身で住まれている独居老人はいませんか?いた場合その方の家の家財道具やそれを蓄積するまでに至った人生を想像してください。
昭和の高度成長期で国民の家財の量が人類史上類を見ないスピードで増加し、平成から核家族化も加速し日本の歴史上空前の超高齢化社会に突入し、独居老人大量生産時代。結婚や新築、離婚、移住人それぞれ色々な人生模様がありますが大概の高齢者は成人後購入した物やいただいた引き出物等のギフト品、色んな物を大切に集積しています。高度成長に伴い企業が大量生産し購買意欲を刺激し日本中で次から次へと新品の物を購入する時代だったからです。
老人ホームなどの高齢者会議施設に入居される際の今まで住んでいた一戸建て住宅や分譲マンションや賃貸アパート、市営団地などを引き払う際に出る粗大ゴミを含めた家財道具等の不要品の片付けや、家族と同居する為の家財整理、住み替えの為の家財整理の需要が増えてきたがいざ整理するとなると物を大事する親と揉めるというのが現在日本のあちこちで起こっている現実です。
この現象に関して戦時中のモノが無い時代を過ごしてきた世代だからモノが溜まると報道されると日本中の書籍や新聞も同じ意見になってますが私は沢山の人の家を片付けてきて経験を積んだプロとしてそうは思えません。遺品整理の現場で仕分けをしていると声が聞こえてくるようです。「これはもったいないから、ちゃんとしまっていこう」と。
私達の親の世代は日本の古き良き伝統で育てられ物を大事にする「もったいない」という精神を大事にしてきました。八百万の神で全てに神様いることや、仏教でもありがたいという道徳を代々学んできたのですが、今の私達はお金で買えるし全てはお金が判断基準です。新しい道徳として「エコ」「地球環境」という言葉も出てきますがこれは気が向いた時だけです。
物を大事にしたい親と、後から大変だからとにかく片付けたい子供、これが現在日本社会でおこっていることの背景です。社会が激変し親とは育った環境が違い外国人程の差があるのですから意識が違って当然です。
親とトラブルにならずに生前整理する方法
ずばりリユース業者にお任せください。一般的な片付け屋や廃品回収、遺品整理士、廃棄代行業者はただ物を捨てる方が効率が良いですし人件費の軽減に繋がります。そういった廃棄業者はリユースの販路が少ないか、皆無の場合が多く地球環境にダメージを与えるだけです。
当社は10年前の開業から物を捨てることに違和感を感じ、国内でリサイクルショップを作り、ネットで販売する部署も作り、それでも多くの不要品を廃棄せざるえない状況でしたのでタイにも日本の中古品を販売する拠点を作りました。
親御さんと生前整理をする際に、私達プロの「これは売れる、これは海外で喜ばれる」そんな情報を共有する事が解決に繋がるのではないでしょうか?見積は無料です。